会長挨拶

会長挨拶

 皆さまには平素より格別のお引き立てをいただき、衷心より感謝申し上げます。

 福岡・マレーシア友好協会は、マハティール・ビン・モハマド元首相が東方政策を進めていた1985年、福岡とマレーシアとの友好親善を深め、文化交流及び経済交流を推進することを目的として設立されました。これまで、ナショナルデー祝賀会、経済セミナや観光セミナの開催、マレーシア訪問団の派遣、マレーシアからの留学生や研修生との交流を進めるレクレーションなど、様々な事業を展開してまいりました。
 2020年までに先進国入りを目指しているマレーシアは、東方政策の「セカンドウェーブ」を進めています。長年にわたって培ってきた日本とマレーシアの絆をさらに強固にするには、これまで以上に経済、文化、教育面などの協力を深めること重要です。マレーシアには多くの現地法人があり、イスカンダル計画を含めた経済と産業の活性化も進展中です。両国の発展には、産学官民の連携による相互協力の役割が一層深まることを期待しています。また、両国の協力により創設されたマレーシア日本国際工学院に加えて、福岡県の各大学が連携するマレーシアの諸大学は、ASEAN地域での日本型教育の拠点となり、ASEAN地域からの日本への留学生拡大に向けた活動も着実に進展しています。

 福岡県などの北部九州は東南アジアに近く、西アジア地域を経て欧州とアフリカに至る経済発展が期待される諸外国の起点に位置します。当協会はこのアジアのゲートウェイと称される福岡を中心に、皆さまと共にマレーシアとの友好親善を深め、恒久の平和と安全な世界の構築に貢献したいと考え、ハラル推進部会、交流部会、直行便誘致部会の3部会の活動をさらに強化して参ります。マレーシアに友情と関心をお持ちの方は、個人・団体を問わず、いつでも誰でも入会できます。今後とも皆さまのご支援により、さらに福岡とマレーシアとの友好の輪を広げて参りますので、ご協力賜わりますようお願い申し上げます。

平成29年9月1日
福岡・マレーシア友好協会
会長 松永 守央

会長 松永 守央

福岡・マレーシア友好協会

会長 松永 守央